2017年1月13日金曜日

Windows Oracle OSが64bitで、32bitのODBCを設定する

Windows OSが64bitの場合、コントロールパネル(管理ツール)のODBCデータソースを起動した場合、64bit版のODBC設定画面になります。

32bit版のODBCデータソース(ODBC設定画面)を設定(起動)したい場合は、以下の実行ファイル(odbcad32.exe)を直接実行する必要があります。

%windir%¥syswow64¥odbcad32.exe

なお、64bit版のODBCデータソース(ODBC設定画面)の実行ファイル(odbcad32.exe)は以下です。

%windir%¥system32¥odbcad32.exe

AccessからODBCデータソースを設定した場合、Officeのbit数によって32bitか64bitのODBCデータソースのどちらかに設定されます。

ODBCデータソース(ODBC設定画面)での表示について、Windowsの仕様により、システムDSNには各bit(32bit/64bit)のODBC設定画面で設定した内容のみが表示されますが、ユーザーDSNには64bitと32bitの両方表示されてしまいます。

例えば、以下のように32bit版と64bit版のDSNを設定した場合、
    64bit版のODBC設定
        システムDSN     DNS名:sysdsn64
        ユーザーDSN    DSN名:usrdsn64

    32bit版のODBC設定
        システムDSN     DNS名:sysdsn32
        ユーザーDSN    DSN名:usrdsn32

以下のように表示されます。
    64bit版のODBC設定
        システムDSN     DNS名:sysdsn64
        ユーザーDSN    DSN名:usrdsn64    DSN名:usrdsn32

    32bit版のODBC設定
        システムDSN     DNS名:sysdsn32
        ユーザーDSN    DSN名:usrdsn64    DSN名:usrdsn32

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